あながち

感想ブログとなるのか、どうか?

水上悟志『惑星のさみだれ』読んだ後に書いた文章(感想ではない)

惑星のさみだれ (1) (ヤングキングコミックス)

ウオオ最高だあ、なSFファンタジー青春群像恋愛能力バトル漫画です。

嫌いなキャラが全然いないです。風巻さんが好きですけど。みんな好きですけど。

 

失って失って失って失って失って生きて死ぬ

生きて得たものは全てなくなります。勲章みたいなそういうアレも、愛のようなそういうアレも、等しくなくなる。記憶も。

そんなのそうだが、なかったなんて言わせないぞという気持ちがあり、それが生きるということで、そういう気持ちだってなくなるわけですが、だからどうだとかしたり顔で言ってくる奴にはクソを食わせてキックだ。

作品内にはちょっとした神になった人も出てきます。その神の人(?)は全知全能なんだけど知ってるだけじゃ駄目と思うようになるのですがなぜかというと、その知がなくなることを感じることとか、自分の全知全能のことを他人がわからないことをどうしようもないこととか、そういう外部みたいなものからくる人間の生の実感はというものは何を知ってるかとかとは違う種類の尊さがあるなあみたいな話です。神を人間のメタレベルとして設定してますがその設定ってのが人間のものなので、そこに勘違いがあるんじゃないか。

失うというのは所有してるからそうなります。でも、この世には所有できないものが多すぎる。だから失うって辛いけどそもそも所有してもなくて、でも所有したい気持ちもあるし、やはりしんどいはしんどいが、でもそういうしんどさが世界を覆うわけではありません。世界を覆わなくてもしんどさはあるので飛蚊症のように憂鬱だし死んじゃう気持ちになりますが、でも世界を覆うわけじゃない。というのはつまり、失うとか死ぬとかすっごい大きなことだけどそれだけじゃないけどやっぱり大きなことで・・・

こうぐるぐる回っている途中でいろいろ考え、いろんな人と会い、知り、なにかをして、疲れたら眠り、いずれ死ぬがまだ死なねえぞという気持ちです、いまは。疲れたので眠ります。アニメ化してください。