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『DRAGONBALL EVOLUTION』ドラゴンボールのハリウッド版をみた

DRAGONBALL EVOLUTION』(ドラゴンボール・エボリューション、Dragonball Evolution/龍珠演変)は、アメリカ合衆国の映画作品。鳥山明の漫画作品『ドラゴンボール』を実写で映画化した作品である。監督はジェームズ・ウォン。20世紀フォックスが制作・配給を行った。 2009年3月10日、日本武道館でワールドプレミアが行われたのち、2009年3月13日に原作の発祥地である日本で先行公開され、同年4月10日に全米公開された。

DRAGONBALL EVOLUTION - Wikipedia

 

 なんと言えばいいのか・・・

 

女の口説き方をじっちゃんに聞く、悟空

原作のドラゴンボール西遊記をベースにしつつも現代的な設定やハリウッドアクション映画的な展開が盛り込まれたものだったとおもいます。それに対してこの実写版ではカンフー映画がベースになってて、かつ陰陽道みたいなものが入り込んでいます。そこで問われるのは「いかに自らの力のネガティブな面と向き合うか」という、最近のハリウッドヒーローものが向き合ってきた問題です。

でも、私たちの知ってる悟空は基本「オラ、ワクワクしてきたゾ」です。細かい設定を言い出したらキリないのですが、悟空の魅力のありようなどといった作品の根本が原作とズレていて、「これはそういうものなんだ」といわれたらそうなのか、と思うけど、じゃあドラゴンボールって名前つけたのはなんなんでしょうかね。

 

原作の悟空は大人になりきれない少年の心を常に持っていて、だからみんなを守ることよりも戦いそのものに向いてしまうこともあるし、最終回では家族を置いてウーブとの旅に出ています。そこには力でなにをするかというよりも、より純粋な力の探求という、ピュアとクレイジーの狭間くらいの微妙な立ち位置があって、その異様さが悟空というキャラクターの大きな魅力としてあります。

でも、この映画の悟空は違う。ただの若者で、悟飯に女の子の口説き方をきくし、修行中に女の子といちゃいちゃしたりします。原作の悟空に比べて人間味があるので感情移入はしやすいかも?

でも、この悟空は多分アックマンと戦ったらやられちゃいます。アックマンに負ける悟空のドラゴンボール。それがこの映画。

 

もちろんドラゴンボールを期待してもぜんぜんですし、ズレすぎてて笑えるか笑えないかでいったらそれも微妙で笑えないしそういう意味では楽しみようがない作品ですが、なんとなくなにかに強く「引きたい」とき、見ればいいのかもしれません。なにもかもに「そうじゃない」って思えます。

 

  

コレジャナイロボ

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