あながち

感想ブログとなるのか、どうか?

ヤマザキコレ『魔法使いの嫁』を読みました

魔法使いの嫁 1 (BLADE COMICS)

天涯孤独の少女が魔法使いに買われます。
買われるといっても形式が人身売買だったというだけで、むしろ魔法使いは少女を救うために買いました。少女は生きる気力を失っていましたが、魔法使いの優しさによって心を開いていきます。
一方で魔法使いは人間ではないのですが、少女に優しさを注ぐことによって人間の愛情に目覚めていく流れがあり、少女もそのことに感づいているふしがあります。共依存ギリギリの関係がすごい速度で構築されていくのを目の当たりにできます。

共依存はいいものではないです。不健康です。そういうこともキチンと描かれます。
でも最初の人間関係である親子の絆が共依存からスタートすることからもわかるとおり、なにかを始めるときには思いっきり頼れる他人というのがいないと話になりません。最後にキチンと師匠を殺せばよいだけです。

魔法使いの嫁」というタイトルですが(なんかのパロディでしょうか)、いまのところ少女は母親のように振る舞っていて、まあ母性としての嫁というのもありえますが、とにかく展開が楽しみです。