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あながち

感想ブログとなるのか、どうか?

テレンスヤング『暗くなるまで待って』の感想

暗くなるまで待って [DVD]

「タイトルがネタバレ」シリーズですが、ネタ頼りではなく地道な展開が飽きさせないのでバレてても問題ないシリーズでもあります。

夫婦の愛情が前提にされていて、そのせいでドラマが真面目ったらしくなってしまう感じがあるのですが、そこを引っ掻き回す少女がいてよかった。敵に捕まりそうなところではったりをかまして逃げ果せるところが一番よかったかもしれません。一方で旦那いらねえなあ。

ずっと同じ部屋を舞台に進む話で、それはこの映画が芝居を原作にしているからみたいです。暗くなるところなど、とても演劇っぽい演出だなと思います。
しかし、死んだかなという奴が再度襲いかかってくるとき、その襲いかかってくるところそのものが急に現れるのは舞台の上ではむずかしそうで、自由に切り貼りのできる映画ならではかなと思いました。関係ないかもですが、『サイコ』のラストのドッキリシーンを何となく思い出しました。この種の唐突なショックを伴う演出、「びっくりさせやがって」と強く思いますが、嫌いじゃないです。ものすごく強く記憶に残る。『サイコ』は顔面もあるぶん衝撃的でした。